秘密の溺愛ルーム~モテ男子からの奪い合いがとまらない~
ルームメイトはまさかの…?
「……あ、れ?」
目を開けると、あたりは薄暗かった。
慌てて起きて、部屋の電気をつける。
備え付けの時計を確認すると、もう6時を回っていた。
「たいへん、寝すぎちゃった!」
さすがにルームメイトのみんなも帰ってきてるよね?
ちゃんと挨拶しないといけないのに、しょっぱなからやらかしちゃった。
あたふたしながら髪や身なりを整えていると。
部屋の外から声が聞こえてきた。
「……え」
だけど、おかしいの。男の子の声がするんだもん。
……どういうこと?
しかも、ひとりじゃなくて何人かいるみたい。