秘密の溺愛ルーム~モテ男子からの奪い合いがとまらない~
えっ?
「自分のリボンを外すのよ」
先輩はクスっと笑うと、私の首元に銀色のリボンをつけてくれた。
刹那くんたちも、青いネクタイから銀色のネクタイに変わっている……。
「これで、無事に引き継ぎ式を終わります」
私の隣でマイクをもつ学園長が、笑顔で言った。
「今年度のエクセレント4人に、盛大な拍手を!!!」
──もう、意識が遠のきそうだった。
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