極上御曹司に見初められ、溺愛捕獲されました~一途な海運王の華麗なる結婚宣言~
鞠香の口からこぼれる吐息ですら逃がしたくない。すべてを俺のものにして、ほかの男の目のふれないところに閉じこめてしまいたい。
「……鞠香」
それは恐ろしいほどの激情だった。
これまでどんな局面でも冷静に打開するよう教育を受けてきた俺が、まるで制御できない。
これが嫉妬。
そして、これが恋というものなのか。
「鞠香……、俺から逃げるな」
鞠香の首筋に顔をうずめて命じたささやきは、我ながら思いのほか弱々しかった。
「もうどこにも行くな」
命令なのか懇願なのかわからない。
俺の声に鞠香が少し体を震わせる。鞠香の抵抗がやんだ。
その隙につけこんで俺は鞠香を強く抱きしめ、ビキニのトップスを引きずりおろす。
まろい胸が白昼の光のもとにあふれ出した。
「や……っ、翔一郎さん、こんなところで」
「俺のものだ」
「だめ……」
力のない拒絶は男心をそそるだけだ。
そのまま、まだプールの水に濡れた胸をもみしだく。
「あっ、ああ」
張りつめた絹のような肌。柔らかくふっくらとふくらんだ女の象徴。
手のひらに熱と鼓動を感じる。
余裕がなかった。
「……鞠香」
それは恐ろしいほどの激情だった。
これまでどんな局面でも冷静に打開するよう教育を受けてきた俺が、まるで制御できない。
これが嫉妬。
そして、これが恋というものなのか。
「鞠香……、俺から逃げるな」
鞠香の首筋に顔をうずめて命じたささやきは、我ながら思いのほか弱々しかった。
「もうどこにも行くな」
命令なのか懇願なのかわからない。
俺の声に鞠香が少し体を震わせる。鞠香の抵抗がやんだ。
その隙につけこんで俺は鞠香を強く抱きしめ、ビキニのトップスを引きずりおろす。
まろい胸が白昼の光のもとにあふれ出した。
「や……っ、翔一郎さん、こんなところで」
「俺のものだ」
「だめ……」
力のない拒絶は男心をそそるだけだ。
そのまま、まだプールの水に濡れた胸をもみしだく。
「あっ、ああ」
張りつめた絹のような肌。柔らかくふっくらとふくらんだ女の象徴。
手のひらに熱と鼓動を感じる。
余裕がなかった。