極上御曹司に見初められ、溺愛捕獲されました~一途な海運王の華麗なる結婚宣言~
冗談だとは思うけど、なぜかリサさんを牽制する翔一郎さん。リサさんもツンと澄ました様子を作り、軽く受けて立つ。
それにしてもパートナーがかわいいって、リサさんよりもかなり年下なのかしら。
「パートナーさんはかわいい方なのですね?」
「ええ。日本ではまだ一般的ではないようですが、わたくしのパートナーは女性なのです。ドレスデザイナーをしております。機会がございましたら、ご紹介させてください」
「あ、はい! ごめんなさい、思い至らなくて。リサさんのパートナーなら素敵な方に違いないです。いつかぜひ紹介してくださいね」
同性のパートナーだった!
そうか、もちろんそういうカップルもいるよね。世界を相手に仕事をしたいと思っているのに、まだまだわたしの視野は狭い……。
反省しながら恐縮していると、リサさんが「お気になさらないでくださいね」と優しく声をかけてくれた。
「マリカ様にそう言っていただけてうれしいです。それでは、どうぞこちらへ」
わたしと翔一郎さんが案内されたのはやはり奥の部屋だった。
グレードの高いソファーセットがあり、さらに奥まったところに両開きの扉がある。
それにしてもパートナーがかわいいって、リサさんよりもかなり年下なのかしら。
「パートナーさんはかわいい方なのですね?」
「ええ。日本ではまだ一般的ではないようですが、わたくしのパートナーは女性なのです。ドレスデザイナーをしております。機会がございましたら、ご紹介させてください」
「あ、はい! ごめんなさい、思い至らなくて。リサさんのパートナーなら素敵な方に違いないです。いつかぜひ紹介してくださいね」
同性のパートナーだった!
そうか、もちろんそういうカップルもいるよね。世界を相手に仕事をしたいと思っているのに、まだまだわたしの視野は狭い……。
反省しながら恐縮していると、リサさんが「お気になさらないでくださいね」と優しく声をかけてくれた。
「マリカ様にそう言っていただけてうれしいです。それでは、どうぞこちらへ」
わたしと翔一郎さんが案内されたのはやはり奥の部屋だった。
グレードの高いソファーセットがあり、さらに奥まったところに両開きの扉がある。