極上御曹司に見初められ、溺愛捕獲されました~一途な海運王の華麗なる結婚宣言~
チャペルの中央には真っ青なカーペットが敷かれ、正面の階段を上がったところに祭壇がしつらえられていた。全体がガラス張りになっていて、明るく輝く海が見渡せる。
「すごく綺麗。こんなところで結婚式を挙げられたら素敵ですね」
「ああ。ウェディングドレスが映えそうだな」
日差しが目に入ったのか、翔一郎さんがひどくまぶしそうにわたしを見た。
「そうですね……」
確かに青と白で統一されたチャペルに純白のウェディングドレスは見栄えがするだろう。
いつかわたしが結婚する時にはセレブリティクイーンで結婚式をしたいなぁと思った。また一つ、夢が増えちゃった。
まあ、いつか、ね。今は縁遠くてもいつかは結婚できるはず。たぶん。
チャペルの長椅子に座ってぼんやりとしていたら、翔一郎さんが少し心配そうに顔をのぞきこんできた。
「あ、ぼーっとしててごめんなさい。ちょっと夢見ちゃってました」
「夢?」
「ええと、結婚式の。いつかこの船でセレモニーができたらなって」
なんだか恥ずかしくなってしまって照れ笑いをすると、翔一郎さんに優しく頭をぽんぽんされた。
「すごく綺麗。こんなところで結婚式を挙げられたら素敵ですね」
「ああ。ウェディングドレスが映えそうだな」
日差しが目に入ったのか、翔一郎さんがひどくまぶしそうにわたしを見た。
「そうですね……」
確かに青と白で統一されたチャペルに純白のウェディングドレスは見栄えがするだろう。
いつかわたしが結婚する時にはセレブリティクイーンで結婚式をしたいなぁと思った。また一つ、夢が増えちゃった。
まあ、いつか、ね。今は縁遠くてもいつかは結婚できるはず。たぶん。
チャペルの長椅子に座ってぼんやりとしていたら、翔一郎さんが少し心配そうに顔をのぞきこんできた。
「あ、ぼーっとしててごめんなさい。ちょっと夢見ちゃってました」
「夢?」
「ええと、結婚式の。いつかこの船でセレモニーができたらなって」
なんだか恥ずかしくなってしまって照れ笑いをすると、翔一郎さんに優しく頭をぽんぽんされた。