貴方は誰なの?
 病院に着くと、家族と彼女らしい子がいた。
 遠くから見た。
 りゅうやくんは、目を開けていた。

『意識が戻ったんだ。良かった。』
安心した。
 私は、そのまま帰ることにした。

『りゅうやくんは、覚えてないんだろうなぁ。夢だと思うんだろうなぁ。』
もう、会えないと思った。
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