スイートスイーツスクランブル
「おはよう、未来。課題やってきた?」
クラスメイトの由紀が声をかけてくる。いい子なのだが、お世辞にも勉強好きとは言えない。こういう子も邪険に扱えないのが私の困ったとこで・・・。
「1限の英語?やってきたよ」
「ラッキ。写させて」
「由紀、英語の課題やってきたことあったっけ?」
「えっ?・・・へへへ・・・」
私みたいな存在がいるから、落第生が増えるんだ。こんなんじゃ、テストで及第点取れるはずないよね。
「ま、あと30分、せいぜい頑張って写してよ」
私は呆れつつ言う。なぎさなら…バシッと断れるところだろう。彼女は敵を作ることを怖がらない。私は、ただ、みんなと仲良くしたいだけ・・・ううん、単なる弱虫だ。なぎさがいてくれるだけで、それだけで幸せなはずなのにな。
クラスメイトの由紀が声をかけてくる。いい子なのだが、お世辞にも勉強好きとは言えない。こういう子も邪険に扱えないのが私の困ったとこで・・・。
「1限の英語?やってきたよ」
「ラッキ。写させて」
「由紀、英語の課題やってきたことあったっけ?」
「えっ?・・・へへへ・・・」
私みたいな存在がいるから、落第生が増えるんだ。こんなんじゃ、テストで及第点取れるはずないよね。
「ま、あと30分、せいぜい頑張って写してよ」
私は呆れつつ言う。なぎさなら…バシッと断れるところだろう。彼女は敵を作ることを怖がらない。私は、ただ、みんなと仲良くしたいだけ・・・ううん、単なる弱虫だ。なぎさがいてくれるだけで、それだけで幸せなはずなのにな。