そんなの関係ないよ!
私は、悩んだ挙句のフィッシュバーガーセット、メロンソーダで。亨兄はてりやきバーガーセットをコーラでオーダーした。席について、私は、おもむろに言った。
「亨兄、星雲高校、合格おめでとう。合格祝いは、用意できなかったんだけど、これ・・・」
手紙の束を渡す。
「バレンタインから、亨兄のことを思って書いた、私からの一方通行のラブレター。どうしても渡せなくて」
「亜里沙・・・ありがとう。マジで嬉しい!今読んじゃダメ・・・だよな?」
亨兄がホントに嬉しそうに言う。でも、今読むのは、ちょっとどころじゃなく恥ずかしい。
「帰ってからにして。返事とかは、気にしないで。そばにいてくれるだけでいい」
「亜里沙・・・」
亨兄がぎゅっと私の手を握ってくる。・・・それだけで、顔が紅潮してくるのが分かる。
「あれ。岸川じゃねえ?」
3人組の、同級生かな、細いのと、中肉中背のと、太っちょの男の子たちが声をかけてきた。
「あぁ・・・お前らか。お互い、高校受かってよかったな」
「誰、この子?妹?」
細い男の子が聞いてきた。
「いや、俺の彼女、亜里沙だよ」
亨兄がハッキリ言ってくれた。・・・けど。
「お前、ロリコンかぁ~?どう見ても小学生じゃねえか」
太っちょの男の子がからかうように言った。
「確かに、亜里沙はまだ小学校3年生だけど・・・ロリコン、って言うなら言えよ。僕らは好き合って付き合ってんだ」
亨兄が、ロリコン、って言われてる。私が幼いせいで。私のせいで。でも、亨兄は、それでも、私を彼女と言ってくれてる。
「ロリコンじゃん。美咲も優香もお前のこと好きなのにな。こいつなんて、まだ、胸、ねえだろ?」
「いい加減にしろ。俺は、亜里沙の全てが好きで付き合ってんだ。亜里沙が高校に入るまで、手を出すつもりもない。文句あるか?」
すごい迫力・・・亨兄、こんな表情もするんだ。
3人は、そそくさと他の席へ移ってしまった。
「亨兄、星雲高校、合格おめでとう。合格祝いは、用意できなかったんだけど、これ・・・」
手紙の束を渡す。
「バレンタインから、亨兄のことを思って書いた、私からの一方通行のラブレター。どうしても渡せなくて」
「亜里沙・・・ありがとう。マジで嬉しい!今読んじゃダメ・・・だよな?」
亨兄がホントに嬉しそうに言う。でも、今読むのは、ちょっとどころじゃなく恥ずかしい。
「帰ってからにして。返事とかは、気にしないで。そばにいてくれるだけでいい」
「亜里沙・・・」
亨兄がぎゅっと私の手を握ってくる。・・・それだけで、顔が紅潮してくるのが分かる。
「あれ。岸川じゃねえ?」
3人組の、同級生かな、細いのと、中肉中背のと、太っちょの男の子たちが声をかけてきた。
「あぁ・・・お前らか。お互い、高校受かってよかったな」
「誰、この子?妹?」
細い男の子が聞いてきた。
「いや、俺の彼女、亜里沙だよ」
亨兄がハッキリ言ってくれた。・・・けど。
「お前、ロリコンかぁ~?どう見ても小学生じゃねえか」
太っちょの男の子がからかうように言った。
「確かに、亜里沙はまだ小学校3年生だけど・・・ロリコン、って言うなら言えよ。僕らは好き合って付き合ってんだ」
亨兄が、ロリコン、って言われてる。私が幼いせいで。私のせいで。でも、亨兄は、それでも、私を彼女と言ってくれてる。
「ロリコンじゃん。美咲も優香もお前のこと好きなのにな。こいつなんて、まだ、胸、ねえだろ?」
「いい加減にしろ。俺は、亜里沙の全てが好きで付き合ってんだ。亜里沙が高校に入るまで、手を出すつもりもない。文句あるか?」
すごい迫力・・・亨兄、こんな表情もするんだ。
3人は、そそくさと他の席へ移ってしまった。