そんなの関係ないよ!
朋美と優香に
次の月曜日、私が学校に行くと朋美と優香に声をかけられた。
「おはよう。ねぇ、土曜日はどうしていなかったの?」
はっ、そうだった。2人には、亨兄とつきあってること、ひとことも言ってなかったんだった。いい機会だから、オープンにしようか。
「あのね・・・彼とデートだったの。これからも、土曜日は出掛けていることが多くなると思う」
「え~~~~~~~~~ッッ?亜里沙に彼氏?」
「しっ、し~~っ!!声が大きい!ここは教室でしょ?」
「ごめん、だって、今まで全然そんなこと・・・」と朋美。
「そうだよ、相談してくれてもよかったのに・・・」と優香。
「ん、と。でもね、しなかったわけでもないんだ。覚えてる?バレンタインのこと」
2人が顔を見合わせる。
「私、実は、6歳年上の幼馴染にあげたんだ。結果は、OK。朋美も優香も断られちゃった、って聞いたから、言いづらくて。。。で、その相手、亨兄って言うんだけど、受験勉強が忙しくて会えてなかったんだ」
「みずくさい、OKもらったなら、もらったっていってくれてよかったのに」
ぷうっ、と膨れる2人に謝り倒す私。
「ホント、悪かったって。6つも上の彼氏がいるって言うと、距離を置かれちゃうかな、と思って」
朋美が真剣な顔をして言う。
「あ・わ・せ・て!!」
「えええ???」
「その、亨兄とやらに会わせて。じゃなきゃ、友達止める」
「ちょっと、朋美ぃ・・・」
焦る優香。・・・と追い詰められる私。
キーン、コーン、カーン、コーン
間の悪いことにそこで始業のベルが鳴ってしまった。
「おはよう。ねぇ、土曜日はどうしていなかったの?」
はっ、そうだった。2人には、亨兄とつきあってること、ひとことも言ってなかったんだった。いい機会だから、オープンにしようか。
「あのね・・・彼とデートだったの。これからも、土曜日は出掛けていることが多くなると思う」
「え~~~~~~~~~ッッ?亜里沙に彼氏?」
「しっ、し~~っ!!声が大きい!ここは教室でしょ?」
「ごめん、だって、今まで全然そんなこと・・・」と朋美。
「そうだよ、相談してくれてもよかったのに・・・」と優香。
「ん、と。でもね、しなかったわけでもないんだ。覚えてる?バレンタインのこと」
2人が顔を見合わせる。
「私、実は、6歳年上の幼馴染にあげたんだ。結果は、OK。朋美も優香も断られちゃった、って聞いたから、言いづらくて。。。で、その相手、亨兄って言うんだけど、受験勉強が忙しくて会えてなかったんだ」
「みずくさい、OKもらったなら、もらったっていってくれてよかったのに」
ぷうっ、と膨れる2人に謝り倒す私。
「ホント、悪かったって。6つも上の彼氏がいるって言うと、距離を置かれちゃうかな、と思って」
朋美が真剣な顔をして言う。
「あ・わ・せ・て!!」
「えええ???」
「その、亨兄とやらに会わせて。じゃなきゃ、友達止める」
「ちょっと、朋美ぃ・・・」
焦る優香。・・・と追い詰められる私。
キーン、コーン、カーン、コーン
間の悪いことにそこで始業のベルが鳴ってしまった。