そんなの関係ないよ!
鎌倉日帰り旅のプラン
「これからどうする?今度の鎌倉の計画、どこで立てようか?」
私は、ちょっと考えて言った。
「亨兄の家に行ってもいい?」
少しでも、亨兄の金銭的負担を減らしたい。
「あのさぁ、その『亨兄』って呼び方、どうにかならないかな、亜里沙」
「え~っと、亨くん・・・でいい?」
小さい時からずっと呼んでいた呼び方を変えるのは、ちょっと照れくさいけど。
「合格!!・・・で、本当に家でいいの?僕の部屋?ごちゃごちゃしてるよ?」
亨くんの部屋を見てみたい気もするけれど・・・。
「おばさんに聞いて、リビング借りられないかな?隠れてるスモンでもないし」
「大丈夫だと思う。じゃ、そうしよっか。うちって、あんまりお菓子とか買わないから・・・なんか、買ってく?」
「そだね」
駅前のスーパーで、コアラのマーチと小池屋ポテトチップスを買ってくれた。
「飲み物はあるから大丈夫。じゃ、行こうか」
もう習慣になった、恋人つなぎで亨くんへの家へと向かう。亨くんがLINEで家に行くことを連絡しておいてくれた。
「いらっしゃい、亜里沙ちゃん。恋人同士になったんですってね。亜里沙ちゃんなら、亨のお嫁さんになってくれるのが楽しみだわぁ」
思わず、ボッ、と赤くなってしまった。
「何言ってんだよ。そんなのずっと先の事だろ。・・・リビング使っていい?」
亨くん、微妙に耳が赤くなっているのを私は見逃さなかった。
「ええ。お湯、沸いてるわよ。亜里沙ちゃん、何飲みたい?淹れてあげる」
「ありがとうございます。紅茶、とかあります?」
「ダージリンと、アールグレイと、アップルがあるけど、おばさんの一番のおすすめはアップルミルクティーよ」
なんかおしゃれだなぁ・・・。
「じゃあそれで。亨兄は?」
「僕はストレートのダージリンで」
「了解しました。少々お待ちくださいね!おいしいの淹れるから、待ってて」
そう言って、キッチンにおばさんは引っ込んだ。亨くんがリビングのソファに私を案内してくれる。
「ガイドブック、持ってくるからちょっと待ってて」
「うん」
亨くんは2階の自分の部屋に行った。
私は、ちょっと考えて言った。
「亨兄の家に行ってもいい?」
少しでも、亨兄の金銭的負担を減らしたい。
「あのさぁ、その『亨兄』って呼び方、どうにかならないかな、亜里沙」
「え~っと、亨くん・・・でいい?」
小さい時からずっと呼んでいた呼び方を変えるのは、ちょっと照れくさいけど。
「合格!!・・・で、本当に家でいいの?僕の部屋?ごちゃごちゃしてるよ?」
亨くんの部屋を見てみたい気もするけれど・・・。
「おばさんに聞いて、リビング借りられないかな?隠れてるスモンでもないし」
「大丈夫だと思う。じゃ、そうしよっか。うちって、あんまりお菓子とか買わないから・・・なんか、買ってく?」
「そだね」
駅前のスーパーで、コアラのマーチと小池屋ポテトチップスを買ってくれた。
「飲み物はあるから大丈夫。じゃ、行こうか」
もう習慣になった、恋人つなぎで亨くんへの家へと向かう。亨くんがLINEで家に行くことを連絡しておいてくれた。
「いらっしゃい、亜里沙ちゃん。恋人同士になったんですってね。亜里沙ちゃんなら、亨のお嫁さんになってくれるのが楽しみだわぁ」
思わず、ボッ、と赤くなってしまった。
「何言ってんだよ。そんなのずっと先の事だろ。・・・リビング使っていい?」
亨くん、微妙に耳が赤くなっているのを私は見逃さなかった。
「ええ。お湯、沸いてるわよ。亜里沙ちゃん、何飲みたい?淹れてあげる」
「ありがとうございます。紅茶、とかあります?」
「ダージリンと、アールグレイと、アップルがあるけど、おばさんの一番のおすすめはアップルミルクティーよ」
なんかおしゃれだなぁ・・・。
「じゃあそれで。亨兄は?」
「僕はストレートのダージリンで」
「了解しました。少々お待ちくださいね!おいしいの淹れるから、待ってて」
そう言って、キッチンにおばさんは引っ込んだ。亨くんがリビングのソファに私を案内してくれる。
「ガイドブック、持ってくるからちょっと待ってて」
「うん」
亨くんは2階の自分の部屋に行った。