そんなの関係ないよ!
Please be my Valentine!!
「ねぇ、ねぇ、一緒にチョコ作らない?私、チョコレートカップケーキをつくろうと思っているんだ」
私が2人に提案する。みんなで作ったほうが、数段楽しい。
「う~ん、できるかなぁ?私、お菓子作りなんか、したことない」
「私も」
2人が不安そうに言う。
「大丈夫、亜里沙先生にまっかせなさ~い!!あ、オーブンに入れたり出したりするのとかは、ママに頼むけどね」
私は、胸を張って言う。チョコレートカップケーキは、私の得意なお菓子のうちのひとつだ。オーブンは危ないから、って、ママがやらせてくれないけど。
「よっしゃ、任せた!!・・・ところで、亜里沙ちゃんは誰にあげるの?」
と元気いっぱいに返事をする朋美。
「ん~、幼なじみ・・・みたいなもの」
6歳も上の・・・とは言いづらい。
「へぇ。お互い、がんばろね、じゃあ、明日作って、明後日の14日に渡せるようにしよっか」
と、嬉しそうに言う優香。
13日が楽しみだなぁ。マイ・ファースト・バレンタイン。私、知ってる。私の恋人になってください、って、”Please be my Valentine!”って言うんだって。亨兄が本気にとってくれるかどうか、ちょっと不安だけれど。
私が2人に提案する。みんなで作ったほうが、数段楽しい。
「う~ん、できるかなぁ?私、お菓子作りなんか、したことない」
「私も」
2人が不安そうに言う。
「大丈夫、亜里沙先生にまっかせなさ~い!!あ、オーブンに入れたり出したりするのとかは、ママに頼むけどね」
私は、胸を張って言う。チョコレートカップケーキは、私の得意なお菓子のうちのひとつだ。オーブンは危ないから、って、ママがやらせてくれないけど。
「よっしゃ、任せた!!・・・ところで、亜里沙ちゃんは誰にあげるの?」
と元気いっぱいに返事をする朋美。
「ん~、幼なじみ・・・みたいなもの」
6歳も上の・・・とは言いづらい。
「へぇ。お互い、がんばろね、じゃあ、明日作って、明後日の14日に渡せるようにしよっか」
と、嬉しそうに言う優香。
13日が楽しみだなぁ。マイ・ファースト・バレンタイン。私、知ってる。私の恋人になってください、って、”Please be my Valentine!”って言うんだって。亨兄が本気にとってくれるかどうか、ちょっと不安だけれど。