若頭、今日もお嬢を溺愛する
「お嬢!!若!!
明けましておめでとうございますっ!!」
「おはようございますっ!!」
それから着替え、リビングに向かう廊下。
すれ違う鶴来組の組員達が、杏子と杏子の少し後ろを歩く雷十に挨拶をしている。
「おはよ!」
「おはよう」
「おじぃ様は?」
「オヤジと大悟様は、リビングで待ってますよ!」
「ん。わかった!ありがと」
リビングに向かうと、杏子の祖父で鶴来組・組長の文悟、杏子の父親・大悟がソファに座り談笑していた。
「おじぃ様、パパ。おはよ」
「おはよう!杏子」
「杏、おはよ!」
ソファに杏子が座り、後ろに雷十が立って控える。
「おじぃ様、パパ。
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします!」
と杏子が頭を下げた。
文悟と大悟は、微笑んだ。
「雷十も、よろしくな!杏のこと」
大悟が後ろに控える雷十に言う。
「あぁ、もちろん!」
雷十も微笑んだ。
大広間に向かい、朝から盛大に盛り上がる。
杏子以外は、酒も入っている。
上座に大悟、文悟、杏子が並んで座り、雷十は杏子の横に座って酒を飲みながらひたすら杏子を見つめている。
「雷十」
「はい」
「あんた、キモいよ…私のこと、見すぎ」
「でも可愛くてしかたがないんですもん!
俺は杏ちゃんのこと、一生見てられます!
杏ちゃんの可愛さは、もう…犯罪ですね!」
「キモい……
てか、食べないの?美味しいよ、おせちもその他のお料理も」
「俺は、杏ちゃんを食べたいです」
「はい…/////?ば、バカ!!?」
「食べていいですか?」
「はい?」
「口唇」
「だ、ダメだよ////!」
「えーー!!チューはしていいんですよね?」
「そうだけど、ここで!!?」
「はい。俺達が愛し合うのに、場所や時間は関係ありません!」
(いや…関係あるだろ!?)
「雷十って、バカなの?」
「バカではないつもりですよ」
「ここ、おじぃ様やパパや、組員のみんなもいんのよ?」
「はい」
「こんな大勢…てゆーか、二人の前でできるの?」
「はい。問題ないかと!」
(問題あるだろ!?)
「……/////」
「雷十」
「はい、オヤジなんですか?」
「やめてやれ。杏子が羞恥にもがいている」
「はい」
「え?俺は見たいよ、杏と雷十のキス」
そこに大悟が、会話に入ってくる。
「だよね。大悟も見たいよね?」
(何なの!?この二人は!
てか、娘のキスシーン見たいって…ほんとに親か!!?)
杏子はずっと、心の中で突っ込んでいた。
毎朝、こんな感じなのだ。
明けましておめでとうございますっ!!」
「おはようございますっ!!」
それから着替え、リビングに向かう廊下。
すれ違う鶴来組の組員達が、杏子と杏子の少し後ろを歩く雷十に挨拶をしている。
「おはよ!」
「おはよう」
「おじぃ様は?」
「オヤジと大悟様は、リビングで待ってますよ!」
「ん。わかった!ありがと」
リビングに向かうと、杏子の祖父で鶴来組・組長の文悟、杏子の父親・大悟がソファに座り談笑していた。
「おじぃ様、パパ。おはよ」
「おはよう!杏子」
「杏、おはよ!」
ソファに杏子が座り、後ろに雷十が立って控える。
「おじぃ様、パパ。
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします!」
と杏子が頭を下げた。
文悟と大悟は、微笑んだ。
「雷十も、よろしくな!杏のこと」
大悟が後ろに控える雷十に言う。
「あぁ、もちろん!」
雷十も微笑んだ。
大広間に向かい、朝から盛大に盛り上がる。
杏子以外は、酒も入っている。
上座に大悟、文悟、杏子が並んで座り、雷十は杏子の横に座って酒を飲みながらひたすら杏子を見つめている。
「雷十」
「はい」
「あんた、キモいよ…私のこと、見すぎ」
「でも可愛くてしかたがないんですもん!
俺は杏ちゃんのこと、一生見てられます!
杏ちゃんの可愛さは、もう…犯罪ですね!」
「キモい……
てか、食べないの?美味しいよ、おせちもその他のお料理も」
「俺は、杏ちゃんを食べたいです」
「はい…/////?ば、バカ!!?」
「食べていいですか?」
「はい?」
「口唇」
「だ、ダメだよ////!」
「えーー!!チューはしていいんですよね?」
「そうだけど、ここで!!?」
「はい。俺達が愛し合うのに、場所や時間は関係ありません!」
(いや…関係あるだろ!?)
「雷十って、バカなの?」
「バカではないつもりですよ」
「ここ、おじぃ様やパパや、組員のみんなもいんのよ?」
「はい」
「こんな大勢…てゆーか、二人の前でできるの?」
「はい。問題ないかと!」
(問題あるだろ!?)
「……/////」
「雷十」
「はい、オヤジなんですか?」
「やめてやれ。杏子が羞恥にもがいている」
「はい」
「え?俺は見たいよ、杏と雷十のキス」
そこに大悟が、会話に入ってくる。
「だよね。大悟も見たいよね?」
(何なの!?この二人は!
てか、娘のキスシーン見たいって…ほんとに親か!!?)
杏子はずっと、心の中で突っ込んでいた。
毎朝、こんな感じなのだ。