若頭、今日もお嬢を溺愛する
夏輝の部屋に向かうと、SIKI組の仲間達がいた。
真弓「す、凄い…噂のSIKI組だ……」
笹美「真弓?大丈夫?」
あまりのオーラに、真弓は笹美の背中に隠れる。
SIKI組━━━━━━━━
美山 夏輝が、親友三人と一緒に中学生の時に作った不良チームだ。
その四大幹部の氏名を入れて“SIKI組”と名付けたのだ。
美春 敬介“春”
夏輝“夏”
出雲 愛生“秋”
吉良 冬玄“冬”
敬介「雛と笹美だ!」
愛生「雛、笹美、久しぶりだね!」
冬玄「相変わらず、二人共美人で可愛いー」
杏子「愛生」
愛生「何?」
杏子「ちょっと来て!」
愛生「ん?何、何ー?」
杏子の手招きに、嬉しそうに顔を綻ばせる愛生。
夏輝「ちょっと!雛!俺も仲間に入れてよ!」
杏子「夏輝はいらないの!」
夏輝「えーー!」
愛生「夏輝、向こうに行ってて!」
夏輝「まぁいいけど……
━━━━━━━━杏子に手を出すなよ……」
グッと愛生に顔を寄せた、夏輝。
恐ろしい雰囲気を醸し出し、言ったのだった。
杏子「あのね、愛生、今恋人いる?」
愛生「ううん。いないよ。
え////!?もしかして、僕の彼女になってくれるのー?」
杏子「私じゃないよ」
愛生「えー誰?」
杏子「この真━━━━━━━」
真弓「杏子ちゃん!!」
杏子「え?」
真弓「お願い!やめて!」
今にも泣きそうな、真弓。
杏子「え……真弓…?」
真弓「お願い……」
笹美「杏子、やめよ。真弓だって、心の準備が必要よ」
杏子「うん…わかった。
愛生、ごめんね。また今度……」
愛生「君、何ちゃん?」
愛生が真弓に問いかけた。
真弓「え?あ…/////」
顔を真っ赤にして答えられない、真弓。
笹美「真弓よ。大学が一緒なの」
代わりに、笹美が答えた。
愛生「真弓ちゃんかー
今度、お茶でもどう?」
真弓「え?」
愛生「僕じゃ嫌?」
真弓「そんなこと…////」
愛生「じゃあ、決まり!
番号、聞いてもいい?」
真弓「は、はい!」
その二人を、杏子と笹美は微笑ましく見つめていた。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
夏輝「雛ー!ここ来て!」
夏輝達の部屋でゆっくりしている、杏子、笹美、真弓。
夏輝が自分の足の間を指差す。
杏子「は?行かないよ。
てか、あんたキモいよ!」
笹美「なんか……夏輝って、雷十さんみたいよね」
杏子「確かに」
真弓「あ、杏子ちゃんの彼氏さん?」
夏輝「は?彼…氏……?」
杏子「そうなの、雷十もたいがいキモいの…!」
夏輝「杏子!!!」
杏子「キャッ!!な、何!?」
突然、夏輝に押し倒される杏子。
真弓「す、凄い…噂のSIKI組だ……」
笹美「真弓?大丈夫?」
あまりのオーラに、真弓は笹美の背中に隠れる。
SIKI組━━━━━━━━
美山 夏輝が、親友三人と一緒に中学生の時に作った不良チームだ。
その四大幹部の氏名を入れて“SIKI組”と名付けたのだ。
美春 敬介“春”
夏輝“夏”
出雲 愛生“秋”
吉良 冬玄“冬”
敬介「雛と笹美だ!」
愛生「雛、笹美、久しぶりだね!」
冬玄「相変わらず、二人共美人で可愛いー」
杏子「愛生」
愛生「何?」
杏子「ちょっと来て!」
愛生「ん?何、何ー?」
杏子の手招きに、嬉しそうに顔を綻ばせる愛生。
夏輝「ちょっと!雛!俺も仲間に入れてよ!」
杏子「夏輝はいらないの!」
夏輝「えーー!」
愛生「夏輝、向こうに行ってて!」
夏輝「まぁいいけど……
━━━━━━━━杏子に手を出すなよ……」
グッと愛生に顔を寄せた、夏輝。
恐ろしい雰囲気を醸し出し、言ったのだった。
杏子「あのね、愛生、今恋人いる?」
愛生「ううん。いないよ。
え////!?もしかして、僕の彼女になってくれるのー?」
杏子「私じゃないよ」
愛生「えー誰?」
杏子「この真━━━━━━━」
真弓「杏子ちゃん!!」
杏子「え?」
真弓「お願い!やめて!」
今にも泣きそうな、真弓。
杏子「え……真弓…?」
真弓「お願い……」
笹美「杏子、やめよ。真弓だって、心の準備が必要よ」
杏子「うん…わかった。
愛生、ごめんね。また今度……」
愛生「君、何ちゃん?」
愛生が真弓に問いかけた。
真弓「え?あ…/////」
顔を真っ赤にして答えられない、真弓。
笹美「真弓よ。大学が一緒なの」
代わりに、笹美が答えた。
愛生「真弓ちゃんかー
今度、お茶でもどう?」
真弓「え?」
愛生「僕じゃ嫌?」
真弓「そんなこと…////」
愛生「じゃあ、決まり!
番号、聞いてもいい?」
真弓「は、はい!」
その二人を、杏子と笹美は微笑ましく見つめていた。
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夏輝「雛ー!ここ来て!」
夏輝達の部屋でゆっくりしている、杏子、笹美、真弓。
夏輝が自分の足の間を指差す。
杏子「は?行かないよ。
てか、あんたキモいよ!」
笹美「なんか……夏輝って、雷十さんみたいよね」
杏子「確かに」
真弓「あ、杏子ちゃんの彼氏さん?」
夏輝「は?彼…氏……?」
杏子「そうなの、雷十もたいがいキモいの…!」
夏輝「杏子!!!」
杏子「キャッ!!な、何!?」
突然、夏輝に押し倒される杏子。