この先もずっと、キミの隣で。
「あ〜、先輩かっこよかったなあ」

私って、先輩のことが好きなのかな……

ベッドに横たわりしばらくぼけっと天井を見つめる。


「あー分からない。数学の問題よりも分からない!」

ウサギのクッションを抱きしめつつ、独り言を叫んでいた。

とにかく、どこまでもスマートな人だということは分かった。

先輩の笑顔を思い出しつつ、そんなことを思いながら眠りについた。
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