この先もずっと、キミの隣で。
中間テストが終わって一週間が経った。季節は梅雨入りをしたようだ。
先輩の部活が午前中で終わった土曜日の午後。
先日行きそびれたカフェに来ていた。
雨の日が続いていたけれど、今日はなんとか持ちこたえている。綺麗な空の色ではないけれど。
席に案内され、このお店一番人気のモンブランを注文した。
「麦ちゃん、今日なんか可愛いね」
気づくと先輩は少し体を前のめりにして私を見つめていた。
「えっ」
急にそんなことを言われ、飲んでいた冷たいお水を吹き出しそうになった。
先輩の部活が午前中で終わった土曜日の午後。
先日行きそびれたカフェに来ていた。
雨の日が続いていたけれど、今日はなんとか持ちこたえている。綺麗な空の色ではないけれど。
席に案内され、このお店一番人気のモンブランを注文した。
「麦ちゃん、今日なんか可愛いね」
気づくと先輩は少し体を前のめりにして私を見つめていた。
「えっ」
急にそんなことを言われ、飲んでいた冷たいお水を吹き出しそうになった。