私をみつけて離さないで
「岩崎の御曹司と別れろって話なんや。簡単やろ」
「そんな……!」
なんでこんな人たちにそんなこといわれないといけないの!
「真さんが事故ったっていうのは!」
「うそうそ」
なんだとー! そんな簡単な罠にはまるとは! 今時小学生のほうがしっかりしてるじゃん!
「別れろっていうために、なんでわざわざこんなこと!」
「そらぁあんたを傷モンにしてくれっちゅう依頼やったさかいな。そないな女、岩崎財閥がカノジョや嫁だにするわけあらへんなぁって話。もちろんその様子は写真だ動画だに収めて、岩崎財閥に送りつけるし」
「そんなことで、別れたりしないもん!」
真さんはそんなことで私を捨てたりしない、なんかそんな自信があった。
「まあ、あんたらがよおしてもやん。周りが、あの子乱暴されたらしいでとか噂するんは、財閥は耐えられるの?」
「い、いいもんっ!」
本当にはわからない、あの優しそうなおじいさま、おばあさまも、さすがに結婚はもちろん、交際も諦めてね、というかもしれない。
「あーじゃあさ、他に好きな男ができたパターンにしよか。な? なぁに、丸一日わしらといちゃこらしとったら、そないな気持ちになるさかい」
「好きなんは、俺らちゃうくて、エッチのことだけどねえ!」
ひとりがいうと三人で大きな声で笑いだす、左側の男は顔を近づけて私の顔を舐めるような仕草までした。
「いや! やめて!」
ナップザックを押し付けて抵抗する、すると右側の男がその手を掴み万歳の形に上げて固定した。
「いや!」
「コート、お邪魔どすぅ」
ダウンコートのファスナーを、左の男がゆっくりと下ろし始める。
「え……嫌、やめて!」
暴れるけれど、腕はこれっぽっちも動かなかった、男の人の力は強い。体はシートベルトで固定されてしまっている、唯一動く足をばたつかせても全く意味がなかった。ファスナーは全開にされ、ひざ丈のコートの前を遠慮なく開かれた。
「や……っ」
「おお、顔はともかく、胸は大きいんちゃう?」
左の男が私の胸元に顔を近づけていう、うるさい、顔のことはいうな!
「ふーん、どれどれ?」
右の男から手が解放された、喜ぶ間もない、右の乳房は右の男に、左の乳房は左の男に乱暴につかまれた。
「いや……っ!」
男たちの手を払おうとするけれど、逆に思い切り乳房を握られ苦鳴が漏れる。
「感じてもうた?」
痛みで返事に戸惑うと、男たちはゲラゲラと笑う、自分の無力さを思い知らされる。
「この乳で御曹司を口説いたか!」
そんなことないし、そこまで大きくないと思うよ!
「そんな……!」
なんでこんな人たちにそんなこといわれないといけないの!
「真さんが事故ったっていうのは!」
「うそうそ」
なんだとー! そんな簡単な罠にはまるとは! 今時小学生のほうがしっかりしてるじゃん!
「別れろっていうために、なんでわざわざこんなこと!」
「そらぁあんたを傷モンにしてくれっちゅう依頼やったさかいな。そないな女、岩崎財閥がカノジョや嫁だにするわけあらへんなぁって話。もちろんその様子は写真だ動画だに収めて、岩崎財閥に送りつけるし」
「そんなことで、別れたりしないもん!」
真さんはそんなことで私を捨てたりしない、なんかそんな自信があった。
「まあ、あんたらがよおしてもやん。周りが、あの子乱暴されたらしいでとか噂するんは、財閥は耐えられるの?」
「い、いいもんっ!」
本当にはわからない、あの優しそうなおじいさま、おばあさまも、さすがに結婚はもちろん、交際も諦めてね、というかもしれない。
「あーじゃあさ、他に好きな男ができたパターンにしよか。な? なぁに、丸一日わしらといちゃこらしとったら、そないな気持ちになるさかい」
「好きなんは、俺らちゃうくて、エッチのことだけどねえ!」
ひとりがいうと三人で大きな声で笑いだす、左側の男は顔を近づけて私の顔を舐めるような仕草までした。
「いや! やめて!」
ナップザックを押し付けて抵抗する、すると右側の男がその手を掴み万歳の形に上げて固定した。
「いや!」
「コート、お邪魔どすぅ」
ダウンコートのファスナーを、左の男がゆっくりと下ろし始める。
「え……嫌、やめて!」
暴れるけれど、腕はこれっぽっちも動かなかった、男の人の力は強い。体はシートベルトで固定されてしまっている、唯一動く足をばたつかせても全く意味がなかった。ファスナーは全開にされ、ひざ丈のコートの前を遠慮なく開かれた。
「や……っ」
「おお、顔はともかく、胸は大きいんちゃう?」
左の男が私の胸元に顔を近づけていう、うるさい、顔のことはいうな!
「ふーん、どれどれ?」
右の男から手が解放された、喜ぶ間もない、右の乳房は右の男に、左の乳房は左の男に乱暴につかまれた。
「いや……っ!」
男たちの手を払おうとするけれど、逆に思い切り乳房を握られ苦鳴が漏れる。
「感じてもうた?」
痛みで返事に戸惑うと、男たちはゲラゲラと笑う、自分の無力さを思い知らされる。
「この乳で御曹司を口説いたか!」
そんなことないし、そこまで大きくないと思うよ!