佐藤さん家のふたりとわたしと。
「怜がダメだって言ってるのに、僕が許可出せないよ」
こちら佐藤家の大黒柱、紘一パパ。
この辺じゃあ割りと有名な大企業の社長さん、6人も子供がいるとは思えないほど若々しくて優しくて(怒るとこの世で1番怖い/大志・奏志談)私も大好き…の紘一パパに正論でビシッと返された。
新聞を見ながら、結華お姉ちゃんが注いだビールを飲んでいる。テーブルの前の椅子に座って。
「お願い!お兄ちゃんのこと助けてあげたいの!ねっ」
それでも負けじと手を合わせてお願いをする。私の後ろで大志も奏志も手を合わせてくれてる。
「ん~っ、…芽衣の気持ちもわかるけど」
「紘一パパ、お願い!」
「お願いされても、ねぇ…」
きゅっと両手に力を入れ、もう何も見えないぐらい力強く目をつぶる。
頼めるところはもうここしかないんだから…!
コトンっと手に持ったグラスがテーブルに置かれた。
「…場所はここから1番近いコンビニ、8時までには家に着くようにする、勤務は週3日」
1、2、3と順番に紘一パパが指を立てた。
「これを守るように!」
「紘一パパありがと~!!!」
許可が出た。念願のバイトの夢が叶うんだ。
さっそく紘一パパに同意書を書いてもらって、すぐに1番近いコンビニへ面接へ向かった。バイト募集してたのかすぐに採用されて、その日には働くことが決まった。
さぁ初めてのバイトの始まり~~~~~!
こちら佐藤家の大黒柱、紘一パパ。
この辺じゃあ割りと有名な大企業の社長さん、6人も子供がいるとは思えないほど若々しくて優しくて(怒るとこの世で1番怖い/大志・奏志談)私も大好き…の紘一パパに正論でビシッと返された。
新聞を見ながら、結華お姉ちゃんが注いだビールを飲んでいる。テーブルの前の椅子に座って。
「お願い!お兄ちゃんのこと助けてあげたいの!ねっ」
それでも負けじと手を合わせてお願いをする。私の後ろで大志も奏志も手を合わせてくれてる。
「ん~っ、…芽衣の気持ちもわかるけど」
「紘一パパ、お願い!」
「お願いされても、ねぇ…」
きゅっと両手に力を入れ、もう何も見えないぐらい力強く目をつぶる。
頼めるところはもうここしかないんだから…!
コトンっと手に持ったグラスがテーブルに置かれた。
「…場所はここから1番近いコンビニ、8時までには家に着くようにする、勤務は週3日」
1、2、3と順番に紘一パパが指を立てた。
「これを守るように!」
「紘一パパありがと~!!!」
許可が出た。念願のバイトの夢が叶うんだ。
さっそく紘一パパに同意書を書いてもらって、すぐに1番近いコンビニへ面接へ向かった。バイト募集してたのかすぐに採用されて、その日には働くことが決まった。
さぁ初めてのバイトの始まり~~~~~!