佐藤さん家のふたりとわたしと。
材料の入ったエコバックを抱えながら車に戻った。
重くない?大丈夫?と声かけまで忘れない正志お兄ちゃん、でもスーパー2軒目のはずなのに佐藤さん家の買い物の方が荷物が多かった。さすが。
荷物を乗せるため車のトランクを開ける。
私も乗せてもらおうとトランクを覗き込むと大きなとある形をしたケースが乗っていた。
「え、何これ?ギターケース?」
「あー、そうだ乗せたまんまだった」
「正志お兄ちゃんギター弾けるの!?」
「ちょっとだけね」
「えーーーーー!すごーーーーい!」
初めて見たし、初めて聞いた。弾いてるとこ見たことないし。
トランクに乗せることを諦めた正志お兄ちゃんは後部座席のドアを開け、買い物袋を座席に乗せた。
「ちょっと趣味でやってる程度だよ」
「今度聞かせてよ~!聞きたい!ギターやってるとかカッコいいもん!」
うーんと困り顔の正志お兄ちゃん、ここで無理矢理約束を取り付けるのが結局私も甘えてる証拠。絶対NOとは言わないことをわかっていて、今度の休みの日にギターを見せてもらうことにした。
重くない?大丈夫?と声かけまで忘れない正志お兄ちゃん、でもスーパー2軒目のはずなのに佐藤さん家の買い物の方が荷物が多かった。さすが。
荷物を乗せるため車のトランクを開ける。
私も乗せてもらおうとトランクを覗き込むと大きなとある形をしたケースが乗っていた。
「え、何これ?ギターケース?」
「あー、そうだ乗せたまんまだった」
「正志お兄ちゃんギター弾けるの!?」
「ちょっとだけね」
「えーーーーー!すごーーーーい!」
初めて見たし、初めて聞いた。弾いてるとこ見たことないし。
トランクに乗せることを諦めた正志お兄ちゃんは後部座席のドアを開け、買い物袋を座席に乗せた。
「ちょっと趣味でやってる程度だよ」
「今度聞かせてよ~!聞きたい!ギターやってるとかカッコいいもん!」
うーんと困り顔の正志お兄ちゃん、ここで無理矢理約束を取り付けるのが結局私も甘えてる証拠。絶対NOとは言わないことをわかっていて、今度の休みの日にギターを見せてもらうことにした。