ヤンキーくんと初めてがいっぱい
 次の日の帰り、生徒会室には寄らずに、それぞれ別々に電車に私の家の最寄駅で、ヤンキーくんと合流した。

 それから、手を繋ぎ、ファミレスまで歩いた。
「男の子と寄り道なんて、悪いことしてる気分。」
「バカか。」
ドキドキして仕方なかった。

デザートとドリンクを頼んで、他愛もない会話をした。

家まで送ってくれた。
「じゃあ。」
「バイバイ。」

こんな感じで、毎日のように、放課後は、ヤンキーくんと過ごすことが多かった。
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