ヤンキーくんと初めてがいっぱい
 次の日、学校へ行った。ヤンキーくんも来ていたが、特に話しかけてもこない。

『昨日のはなんだったんだろう?』
私も特には話かけなかった。
しかし、気になってしょうがなかった。

放課後、生徒会室にいると、ヤンキーくんは入ってきた。
「また、いた。」
「あー、ここが落ち着くから。」
「そうなんだ。隣、座っていい?」
また、ドキドキが始まった。

『何これ。心臓止まれ。』

私は、気にしないように、パソコンに向かって、小説を書いていた。
隣に座ったからと言って、何もしてこなかった。
ただ、いるだけ。
それが、また、心臓の動きを速めた。

18時になったため、帰ることにした。
「帰ろうかな。」
「じゃあ、一緒に帰る。」
今日も一緒に帰るようだった。
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