貴方が残してくれた幸せと生きていく
 別の日には、4人で花火をした。
はしゃぎまくった。
 翔は多くを語らなかったけど、バイト中の姿はかっこよく、はしゃぐ時はたくさんはしゃぎ、笑い合ったり、バカしたり。すごく楽しくて、密かに惹かれてはじめていた。

 でも、私は告白なんて出来なかった。
振られて、この関係が崩れることが嫌だったのだ。

 夏休みが終わり、学校が始まった。
夏休みのようには、弾けて遊ぶことはなくなった。
< 7 / 33 >

この作品をシェア

pagetop