じゃんけんぽん
私の恋愛の始まり、それは遡ること4年半。
小学3年生の頃に初めて同じクラスになった彼とは、ずっと憎まれ口を叩き合う仲だった。
言い換えれば、そこそこに親密だったということ。
でも、当時の私は単なる男友だちという認識しかなく、これといって特別な感情は抱いていなかった。
その事実が見事ひっくり返ったのが、小4の春のこと。
新クラス開始早々、季節外れのインフルエンザにかかってしまい、私はまさかの1週間出席停止に陥ってしまった。我ながら何をしているんだか。
己のマヌケっぷり炸裂して滑り出し最悪、家で1人落ち込みと不安に駆られる中、その1週間欠かさずお休み連絡を届けてくれている子がいた。毎日欠かさず、友だちからのコメント欄を記入してくれている子がいた。
直感的に、郵便係の子とコメント記入者は同一人物なんだろうなと感じた。
その子はいつの間にかポストに封筒を投函していて、一度も顔を合わせることはできなかった。
だから久しぶりに登校した日、私はその子を見つけ出してお礼を言おうと張り切っていた。
小学3年生の頃に初めて同じクラスになった彼とは、ずっと憎まれ口を叩き合う仲だった。
言い換えれば、そこそこに親密だったということ。
でも、当時の私は単なる男友だちという認識しかなく、これといって特別な感情は抱いていなかった。
その事実が見事ひっくり返ったのが、小4の春のこと。
新クラス開始早々、季節外れのインフルエンザにかかってしまい、私はまさかの1週間出席停止に陥ってしまった。我ながら何をしているんだか。
己のマヌケっぷり炸裂して滑り出し最悪、家で1人落ち込みと不安に駆られる中、その1週間欠かさずお休み連絡を届けてくれている子がいた。毎日欠かさず、友だちからのコメント欄を記入してくれている子がいた。
直感的に、郵便係の子とコメント記入者は同一人物なんだろうなと感じた。
その子はいつの間にかポストに封筒を投函していて、一度も顔を合わせることはできなかった。
だから久しぶりに登校した日、私はその子を見つけ出してお礼を言おうと張り切っていた。