Hello,僕の初恋
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放課後のファーストフード店は賑やかだ。
学校のそばにあるその店で、私はブラックコーヒーのメンバーと対面していた。
四人掛けと二人掛けの席をくっつけて作った空間の、背もたれがある方の中央の席に私は腰を下ろした。
窓からは、夕焼けの空に溶けてしまいそうな坂の街が見渡せる。
いつもの私ならこの景色を堪能するんだろうけど、今日はそうじゃない。
とても緊張してるからだ。
私の右隣にノゾムくん、向かい側の三列に他のメンバーが座り、人生で初めての打ち合わせとやらが始まろうとしていた。