乙女ゲームオタクな私が妹の婚約者と結婚します!
第31話 結果は?
フェアが始まって、中盤に差し掛かった頃、天清さんが私に言った。
「そろそろ『バニー』に食べに行ってみようか」
「えっ?食べに!?」
向こうの売り上げになるのでは?と思っていたけど、天清さんは気にしてない。
「そろそろ風向きが変わりそうだから、その前に見ておくといいよ」
「風向き?」
よくわからなかったけれど、天清さんとお昼は近くのファミレス『バニー』に行くことにした。
行けば、きっと言っている意味がわかるような気がしたから。
『バニー』は耳と尻尾がふわふわして可愛いピンクのウサギのキャラクターが売りでレジ前にはキャラクターグッズが置いてあった。
「ピンクの綿あめみたいで可愛いですよね」
ファミレスに食事に来る機会はなく、実はこれが初めてだった。
人気のキャラクターグッズが欲しいなーと思いながら、まんまとレジ前の罠にかかっていると天清さんが言った。
「そのキャラ気に入った?遠堂が考えたんだけど。欲しいなら、買おうか?」
遠堂さんが!?
思わず、ピンクのウサギを二度見した。
「い、いえ。大丈夫です。へ、へぇー……そうなんですか」
「そろそろ『バニー』に食べに行ってみようか」
「えっ?食べに!?」
向こうの売り上げになるのでは?と思っていたけど、天清さんは気にしてない。
「そろそろ風向きが変わりそうだから、その前に見ておくといいよ」
「風向き?」
よくわからなかったけれど、天清さんとお昼は近くのファミレス『バニー』に行くことにした。
行けば、きっと言っている意味がわかるような気がしたから。
『バニー』は耳と尻尾がふわふわして可愛いピンクのウサギのキャラクターが売りでレジ前にはキャラクターグッズが置いてあった。
「ピンクの綿あめみたいで可愛いですよね」
ファミレスに食事に来る機会はなく、実はこれが初めてだった。
人気のキャラクターグッズが欲しいなーと思いながら、まんまとレジ前の罠にかかっていると天清さんが言った。
「そのキャラ気に入った?遠堂が考えたんだけど。欲しいなら、買おうか?」
遠堂さんが!?
思わず、ピンクのウサギを二度見した。
「い、いえ。大丈夫です。へ、へぇー……そうなんですか」