乙女ゲームオタクな私が妹の婚約者と結婚します!
「まずはオフィス街にある『楠野屋』で始めてみてはどうでしょうか」
企画会議は大盛り上がりだった。
跡取りに決まった月子の企画だからって、取り入ろうとする奴が多くて困るわ。
企画会議に出席していた冴えない男をにらんだ。
主任に昇格させてやったのに使えない奴!
今まで月子が出してきた企画を私に渡してきたのはこの男。
それが天清さんが来てからというもの地下からの書類はすべて秘書の遠堂という男が管理していて奪えない。
「珍しいですね。響子さんが企画を出さないなんて」
「えっ、ええ。ちょっと調子がでなくて」
私自身が出した企画書は天清さんによってボツにされた。
私がメニューの表紙になるのもお気に入りメニューを教えるコーナーも潰されて、月子の企画を通してくるなんて、もはや嫌がらせよ。
「こちらをご覧ください」
遠堂さんが全員に新たな会議書類を配っていく。
なんだろうと手に取るとそれは今までの企画会議で私名義で出してきた月子の企画書だった。
企画会議は大盛り上がりだった。
跡取りに決まった月子の企画だからって、取り入ろうとする奴が多くて困るわ。
企画会議に出席していた冴えない男をにらんだ。
主任に昇格させてやったのに使えない奴!
今まで月子が出してきた企画を私に渡してきたのはこの男。
それが天清さんが来てからというもの地下からの書類はすべて秘書の遠堂という男が管理していて奪えない。
「珍しいですね。響子さんが企画を出さないなんて」
「えっ、ええ。ちょっと調子がでなくて」
私自身が出した企画書は天清さんによってボツにされた。
私がメニューの表紙になるのもお気に入りメニューを教えるコーナーも潰されて、月子の企画を通してくるなんて、もはや嫌がらせよ。
「こちらをご覧ください」
遠堂さんが全員に新たな会議書類を配っていく。
なんだろうと手に取るとそれは今までの企画会議で私名義で出してきた月子の企画書だった。