珈琲と花の香りの君



イライラさせた俺を冷ややかに眺める柳井。


負けてたまるか!見返す、俺。



「珠利ちゃん、ソース飛んだんでしょう?大丈夫?お手洗い行ってこよ?」


清水が珠利ちゃんを連れて行こうとするけど、待ってくれよ!こいつと2人にはなりたくないよ!!


助けを求めるように、清水と珠利ちゃんを見るけど、そんな俺にはお構いなしに2人仲良くトイレに消えてしまった。



「……」



「……」


続く沈黙が突き刺さるように痛いんですけど…。
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