珈琲と花の香りの君
「…ふざけたことを言うんじゃないよ。そんなのダメに決まっているだろう。」
いやいや、わかるよ!あんたならそう言うと思ったよ!!
「…いや。でも珠利ちゃんとお付き合いをさせてもらって、半年が経ったし俺も中途半端な気持ちで珠利ちゃんと一緒にいる訳じゃありません。」
きっぱり言い切ってやったが、
「…ふん。」
って、鼻で笑いやがったよ!こいつ~!!
「時間は関係ない。僕は許さないよ。」
だから、お前の気持ちは関係ないんだっつの!!
にらみ合う、俺ら2人。