珈琲と花の香りの君
思わず、2人の世界に入ってしまっていたが、忘れてた!俺ら2人だけじゃなかったんだったー!!
すでに、眉間を射抜くような視線に、顔も上げられない俺。
もし、目を合わせようもんなら、地獄絵図になりかねない!
「あっ!じゃあ、あたしたちも一緒に甘いもの頼もう?准さんは珈琲と、ガトーショコラがあるよ。」
気を使ってくれた、清水に心の中で猛烈に感謝した。
「及川さんは~?なにがいい?あたし、このプティングもいいなー!」