珈琲と花の香りの君
そんな珠利ちゃんの声にも救われて、そろそろと顔をあげれば、
おーのー!未だにロックオンと来たもんだー!!
いいじゃないかよ!あーん。位してもらったって!?
お前だって、家じゃ清水にしてもらってんだろうよっ?!
焦ったら、膝に載せていたナプキンが落ちてしまって慌てて拾う俺。
なんとはなしに、見上げるとテーブルの下でしっかり繋がれている、柳井と清水の手が見えた。
…ラブラブ過ぎんだろ…。