珈琲と花の香りの君



「まだ何かあるのか?」


柳井の返事に、



「…もしかして昨日、俺の夢の中に生き霊飛ばしたりしました…?」



恐る恐る聞いてみたりして。



「いくらなんでも、僕にそんな能力はないよ。」


柳井の返事に安心しかけたとき、



「…まぁ、飛ばしたいと思ったことは多々あるけどね?」



なんて言いやがった!!



やはり、侮れないよ。柳井って奴は。



まぁでも、少しだけ近づけた…かな?



「これから、宜しくお願いします。お義兄さん。」



「…調子に乗るんじゃないよ。まったく。」
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