珈琲と花の香りの君



一瞬、目を見開いてびっくりした顔をした清水は、



次の瞬間には、にっこり笑ってエレベーターのドアを閉めてくれた。



そんな清水に感謝して、ますます深く、キスをした。
















「いらっしゃい。」



玄関のドアを開けた清水は、共犯者の笑みを浮かべて、



准さんじゃなくて良かったね。俺に囁いた。
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