珈琲と花の香りの君



つられて微笑む、俺。


「まぁ。とりあえず立ち話もあれだから、上がって!」



清水の声に素直に従う、俺と珠利ちゃん。




「今、コーヒーでもいれるね。」



キッチンに向かう清水の背中に、



「あ、あたしも手伝います!」ついて行く珠利ちゃん。



はぁ。とにかく、びっくりだ…。
















清水 紅湖。俺の高校の同級生で、俺が見つめ続けた女性だ…。
< 49 / 223 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop