珈琲と花の香りの君



「でもさ…、及川くんと珠利ちゃんが結婚したら、あたしたち親戚になるんだねー。」




ねー?って、嬉しそうに話すけど、場の空気を読んでくださいよ…、清水さん…。




「…清水は少し、黙っていようか…。」



思わず呟いた俺に、



「紅湖に命令しないでくれないか。」




って!だっから目がこえーって!!超絶的にこわいよ!おっさん。



一瞬黙った俺に、



「それに!!」



奴は言い放ったのだ。
< 66 / 223 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop