秘密と家族
「ハモった…!
え?そうかなー?」
「「そうだよ!」」
「フフ…またハモった(笑)」
クスクス笑う、琉梨。
そして続けて言う。
「でも私達は、ラブラブじゃないよ。仲は良いかなって思うけど……琉雨、クールだから…」
「「どの辺が!!?」」
「え?だって、物静かだし、あんまり喋らないし、落ち着いてるし」
「まぁ確かに、琉雨って多くを語らないって感じだけど………でも琉梨のことは溺愛してるわよ、琉雨。
とにかく!琉梨を見る目が、優しい!愛が溢れてるって感じだもん!
琉梨だって…琉雨に依存してるとこがあるから、愛が滲み出てるでしょ?」
「そうだけど……」
「琉梨ちゃんと、琉雨くんって相思相愛って感じだもんなぁ~」
誠史も、テーブルに頬杖をついて言った。
「は、恥ずかしい…////」
「「可愛い…///」」
琉梨が顔を赤くしていると、また舞子と誠史の声がハモる。
「二人は絶対、からかってるよね?」
「フフ…」
舞子と誠史は、終始琉梨を見て微笑んでいた。
「誠史!!?こんなとこにいた!!?」
そこへ、誠史の友人の玄樹と崚汰が現れた。
「あ、わりぃ…!忘れてた!」
「忘れてた!
………じゃねぇよ!!?」
琉梨や舞子との話に気が取られ、玄樹と崚汰のことを忘れていた誠史。
玄樹と崚汰は、ご立腹だ。
「ところで、この子誰?
チョー可愛いんだけどー?」
崚汰が琉梨を見て、食いつくように言う。
「あー、舞子のダチの琉梨ちゃん!」
「琉梨ちゃん、俺のダチの玄樹と崚汰」
「こんにちは!神倉 琉梨です」
誠史が簡単に紹介し、琉梨が玄樹と崚汰に微笑んだ。
「「可愛い…////」」
玄樹と崚汰が、顔を赤くしハモった。
そのまま五人でカフェでお茶をすることになった。
しかし、男達の興味は琉梨だ。
「でも舞子ちゃんに、こんな可愛いダチがいたとはなぁー!」
「何よ、私は可愛くないって?
………って…琉梨は特別可愛いから、なんとも言えないけど!」
玄樹の言葉に、舞子が頬を膨らませる。
「琉梨ちゃん、彼氏いるの?」
崚汰が琉梨の顔を覗き込み言った。
「え?あ、彼氏…というか、旦那さんがいます」
「え?旦那…?」
「琉梨ちゃん、結婚してんの!?」
玄樹と崚汰は、目が点なりフリーズしている。
「はい」
「マジかよ……!?」
崚汰は心底、落ち込んでいる様子だ。
「崚汰?」
「崚汰、どうしたの?」
誠史と舞子が、崚汰の顔を覗き込んだ。
「いや、別に……」
え?そうかなー?」
「「そうだよ!」」
「フフ…またハモった(笑)」
クスクス笑う、琉梨。
そして続けて言う。
「でも私達は、ラブラブじゃないよ。仲は良いかなって思うけど……琉雨、クールだから…」
「「どの辺が!!?」」
「え?だって、物静かだし、あんまり喋らないし、落ち着いてるし」
「まぁ確かに、琉雨って多くを語らないって感じだけど………でも琉梨のことは溺愛してるわよ、琉雨。
とにかく!琉梨を見る目が、優しい!愛が溢れてるって感じだもん!
琉梨だって…琉雨に依存してるとこがあるから、愛が滲み出てるでしょ?」
「そうだけど……」
「琉梨ちゃんと、琉雨くんって相思相愛って感じだもんなぁ~」
誠史も、テーブルに頬杖をついて言った。
「は、恥ずかしい…////」
「「可愛い…///」」
琉梨が顔を赤くしていると、また舞子と誠史の声がハモる。
「二人は絶対、からかってるよね?」
「フフ…」
舞子と誠史は、終始琉梨を見て微笑んでいた。
「誠史!!?こんなとこにいた!!?」
そこへ、誠史の友人の玄樹と崚汰が現れた。
「あ、わりぃ…!忘れてた!」
「忘れてた!
………じゃねぇよ!!?」
琉梨や舞子との話に気が取られ、玄樹と崚汰のことを忘れていた誠史。
玄樹と崚汰は、ご立腹だ。
「ところで、この子誰?
チョー可愛いんだけどー?」
崚汰が琉梨を見て、食いつくように言う。
「あー、舞子のダチの琉梨ちゃん!」
「琉梨ちゃん、俺のダチの玄樹と崚汰」
「こんにちは!神倉 琉梨です」
誠史が簡単に紹介し、琉梨が玄樹と崚汰に微笑んだ。
「「可愛い…////」」
玄樹と崚汰が、顔を赤くしハモった。
そのまま五人でカフェでお茶をすることになった。
しかし、男達の興味は琉梨だ。
「でも舞子ちゃんに、こんな可愛いダチがいたとはなぁー!」
「何よ、私は可愛くないって?
………って…琉梨は特別可愛いから、なんとも言えないけど!」
玄樹の言葉に、舞子が頬を膨らませる。
「琉梨ちゃん、彼氏いるの?」
崚汰が琉梨の顔を覗き込み言った。
「え?あ、彼氏…というか、旦那さんがいます」
「え?旦那…?」
「琉梨ちゃん、結婚してんの!?」
玄樹と崚汰は、目が点なりフリーズしている。
「はい」
「マジかよ……!?」
崚汰は心底、落ち込んでいる様子だ。
「崚汰?」
「崚汰、どうしたの?」
誠史と舞子が、崚汰の顔を覗き込んだ。
「いや、別に……」