ひまわりが枯れるとき、ライオンは…
ある朝、ライオンは…
朝の通勤・通学ラッシュの時間帯。



いつも通り列の先頭で電車を待ちながらスマホでネットニュースをチェックする。



政治家が悪事を働いたとか、

芸能人が不倫をしたとか、

難病の少女が治療のために足を切断したが死んでしまったとか、



興味を持てないニュースばかりだ。



そんなニュースたちを眺めながら俺は考えていた。



あと5歩、いや3歩踏み出したら…。



「まもなく〜4番線に電車が到着いたしま〜す。」



駅のホームにアナウンスが鳴り響く。



もうすぐ電車が来る。



俺は1歩踏み出した…。














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