ワンコ社長は小さな秘書を手放せない



「ふふっ。美桜ちゃんに嫉妬してもらえて嬉しかったなぁ」



 私の不安をかき消すかのように柊は再び抱きしめてきた。それも、嬉しそうに――。



「美桜ちゃん、ずっと大切にするから。僕にたくさん愛されてね」



 甘くとろけるようなキスと優しい温もりに、私は再び溺れるのだった。


――Fin

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