僕らの恋愛事情【完】 ~S・S更新中~
「アップル、起きていたの?おいで、一緒に寝よう?」
おれの服にツメを立てながら登って、また肩のあたりで体制を低くする。
「まったきやがったな、このぉ」
半裸の詩安がアップルに向かって悪態をついていた。
ベットに上がったアップルは布団を揉みもみしながら寝床をほぐしていた。
横になって彼と向き合う。
詩安は愛撫するわけでもなく俺に触れ続けていた
「詩安、そろそろ仕事したいな」
「もう?もっと休んでていいのに」
「うん、ずっとアップルといるのもね。彼も少しづつお留守番に慣れてきたしさ」
「そっか…どんな仕事しようか?」
「まずは日本食レストランの配達の仕事あったでしょ?自転車で運ぶやつ、あれから始めてみようかなって思うんだ」
「———とりあえずって事は、本当にやりたいのあるんだろ?」
「ううん、俺はさ喜んでくれる人の顔が見たいだけかもしれない。配達しながらやりたいことを探すよ」
「ん、黙って家にいるのもつらいよな。——頑張って」
「うん―――…ありがとう」
さっきの行為で溜まった微睡みと眠気が押し寄せてきた。
瞼が落ちそうな目元に優しくキスを落とされて、淡いオレンジ色の残像を残しながら目を閉じた。
おれの服にツメを立てながら登って、また肩のあたりで体制を低くする。
「まったきやがったな、このぉ」
半裸の詩安がアップルに向かって悪態をついていた。
ベットに上がったアップルは布団を揉みもみしながら寝床をほぐしていた。
横になって彼と向き合う。
詩安は愛撫するわけでもなく俺に触れ続けていた
「詩安、そろそろ仕事したいな」
「もう?もっと休んでていいのに」
「うん、ずっとアップルといるのもね。彼も少しづつお留守番に慣れてきたしさ」
「そっか…どんな仕事しようか?」
「まずは日本食レストランの配達の仕事あったでしょ?自転車で運ぶやつ、あれから始めてみようかなって思うんだ」
「———とりあえずって事は、本当にやりたいのあるんだろ?」
「ううん、俺はさ喜んでくれる人の顔が見たいだけかもしれない。配達しながらやりたいことを探すよ」
「ん、黙って家にいるのもつらいよな。——頑張って」
「うん―――…ありがとう」
さっきの行為で溜まった微睡みと眠気が押し寄せてきた。
瞼が落ちそうな目元に優しくキスを落とされて、淡いオレンジ色の残像を残しながら目を閉じた。