僕らの恋愛事情【完】 ~S・S更新中~
父さんはもう定年を迎えて年金暮らしに突入。
祐詩を可愛がって離さない。
「こうやってここですき焼きを祐詩と食べるのは最後かもねぇ」
「そうだなぁ」
「やっぱり香川に行くの決めたの?」
「うん、やっぱな、一人暮らしの爺さんも心配だしね」
「そっか・・・」
「まあ、お義父さん、吞みましょう」
「ああ、悪いね詩安君」
「島くんはこれね」
「はい」
素直にウーロン茶を受け取る。