客観的恋愛曖昧論〜旅先の出会いは、運命の出会いでした〜
二人の恋愛論
買い物を済ませてホテルに戻った二人だったが、やはり本社とはいえ、勤務先の系列ホテルということもあり、いつものようなイチャイチャは控える。
部屋に到着すると、ドアを開けた先に広がる夕焼けの美しさに二葉はうっとりと目を細めた。
「綺麗だね……」
窓辺に駆け寄った二葉を、匠が背後から抱きしめる。
「もう少ししたら夜景も綺麗だろうな……」
首筋に匠の唇が触れると、二葉は目を閉じる。
なんだか今も夢を見ているよう。匠さんにプロポーズされて、みんなに祝福されて、何故かお泊まりまですることになって……。
「ねぇ、いつからプロポーズのことを考えてくれてたの?」
二葉は匠の方を振り返り尋ねた。匠は宙を見上げて苦笑いをする。
「……実は企画がスタートしてすぐくらい」
「えっ、そんな前⁈」
驚く二葉を抱き上げると、ベッドの上に彼女をそっと下ろす。その隣に座ると、仰向けのまま、背中からベッドに倒れ込んだ。
部屋に到着すると、ドアを開けた先に広がる夕焼けの美しさに二葉はうっとりと目を細めた。
「綺麗だね……」
窓辺に駆け寄った二葉を、匠が背後から抱きしめる。
「もう少ししたら夜景も綺麗だろうな……」
首筋に匠の唇が触れると、二葉は目を閉じる。
なんだか今も夢を見ているよう。匠さんにプロポーズされて、みんなに祝福されて、何故かお泊まりまですることになって……。
「ねぇ、いつからプロポーズのことを考えてくれてたの?」
二葉は匠の方を振り返り尋ねた。匠は宙を見上げて苦笑いをする。
「……実は企画がスタートしてすぐくらい」
「えっ、そんな前⁈」
驚く二葉を抱き上げると、ベッドの上に彼女をそっと下ろす。その隣に座ると、仰向けのまま、背中からベッドに倒れ込んだ。