だから今度は、私がきみを救う番
今日は、二年一組の担任の太田先生と、あさがお五組の担任の山中先生との四者面談だ。
そっか。
だから私と原くん、順番が前後だったんだ。
「えー、亜季さんは五月までは欠席しがちでしたが、あさがおに行ってからはほとんど出席していますね」
太田先生の低い声が響く。
山中先生が、「よく頑張っています」と続けた。
お父さんが申し訳なさそうな顔で、先生たちの方を見る。
「あの、亜季は普通学級に戻れるんでしょうか?」
お父さんがそう言って、一瞬しんと静かになった。
お父さん、やっぱり支援学級になったことをよく思っていないんだ。
そう思うと、期待に応えられない自分が情けなくなってくる。
「一年生の頃はほとんど出席していましたし……。登校していなかったのも、体調を崩していたからで」
お父さんが続ける。
そっか。
だから私と原くん、順番が前後だったんだ。
「えー、亜季さんは五月までは欠席しがちでしたが、あさがおに行ってからはほとんど出席していますね」
太田先生の低い声が響く。
山中先生が、「よく頑張っています」と続けた。
お父さんが申し訳なさそうな顔で、先生たちの方を見る。
「あの、亜季は普通学級に戻れるんでしょうか?」
お父さんがそう言って、一瞬しんと静かになった。
お父さん、やっぱり支援学級になったことをよく思っていないんだ。
そう思うと、期待に応えられない自分が情けなくなってくる。
「一年生の頃はほとんど出席していましたし……。登校していなかったのも、体調を崩していたからで」
お父さんが続ける。