だから今度は、私がきみを救う番
「この前小笹さんたちと来た時にね、可愛い雑貨屋さんに入ったの。そこ行ってみよ」
「また俺より小笹かー」
「ふふっ。また小笹さんに妬いてる」
「妬いてねーし」
私たちは席を立ち、アイスのカップを捨ててから、目的の雑貨屋さんへと向かった。
おしゃれな日用品や、可愛いアクセサリーまで色々置いてあるお店だ。
この前訪れてから、すっかり私のお気に入りのお店として認定されてしまった。
「この前来た時にね、可愛いぬいぐるみのついたチャームがあったの。家の鍵にも付けられるしほしいなって思ってて」
「俺もぬいぐるみぃ?」
「おそろいがほしいんでしょう?」