だから今度は、私がきみを救う番
ねぇ、原くん。
きみがあの日声をかけてくれてから、私の日々は変わった。
まっ暗闇だった世界が、一瞬にして鮮やかに染まったんだ。
心の奥がぽかぽかってなってね、あったかい気持ちに包まれたのをわすれないよ。
私はきみに恋をして、きみも私に恋をした。
それは偶然じゃない、必然。
きみとは運命共同体だからさ。
きっとこれからも大丈夫。
この大きな空も、海も、世界中繋がっているんだから。