だから今度は、私がきみを救う番
ちらりと隣の席を見ると、原くんがじっとこちらを見つめていた。びっくりして身体が跳ねてしまう。
「高屋、今日お昼一緒ファミレス行こ」
そう言ってにやりと笑う原くん。
焦げ茶色の瞳がきらきらと光って、私を誘惑してくる。
この笑顔だけでドキッとしちゃうなんて、ずるいなぁ。
「いいよ。一回うちにカバン置いてからね」
「オッケー! 送ってく」
私たちの会話を聞いていたのか、佐々木さんや優里たちがこちらをちらちらと見ている。
それがなんだかうざったくて、「行こ」と私から彼の手を握った。
原くんの手は大きくて、それから熱くって。
握ってたら、こっちが蒸発しちゃいそうだなって思った。
「高屋、今日お昼一緒ファミレス行こ」
そう言ってにやりと笑う原くん。
焦げ茶色の瞳がきらきらと光って、私を誘惑してくる。
この笑顔だけでドキッとしちゃうなんて、ずるいなぁ。
「いいよ。一回うちにカバン置いてからね」
「オッケー! 送ってく」
私たちの会話を聞いていたのか、佐々木さんや優里たちがこちらをちらちらと見ている。
それがなんだかうざったくて、「行こ」と私から彼の手を握った。
原くんの手は大きくて、それから熱くって。
握ってたら、こっちが蒸発しちゃいそうだなって思った。