【短編】裸眼だと思っていた推しくん(先生)が実はメガネ男子だった。【完結済】
【キーンコーンカーンコーン】
チャイムが鳴り、私は自分の席に着いた。
チャイムが鳴り終えた頃に教室のドアが開き花音のクラスの担任でもあり、花音の推しくんでもある瑠璃川大貴先生が入ってきた。
「皆、席に着こうねー」
と優しくて聞いていると落ち着く声でクラスメイト達に声を掛けた。
「るり先ー!さっき、アリスがるり先の事語りまくってたよー」
とクラスメイトの男子が瑠璃川先生に向かって言った。
皆は瑠璃川大貴先生の事は『るり先』、私の事は『アリス』と呼んでいた。
「アリス、そうなの?」と瑠璃川先生が呟いた。
瑠璃川先生からも私の事は『アリス』と呼ばれており、「不思議の国のアリスみたいで可愛いじゃん」との事らしい。
正直、可愛いとか意味分かんないけど、「可愛い」って言ってくれた時は嬉しかった。
「確かに、語っていましたけど!!!」
私は顔面が真っ赤になりつつも言った。
「そっか、ありがとね^^」
瑠璃川先生は今日もゆるふわスマイルを連発していて、私の心臓は持ちそうにもなかったのだった。
チャイムが鳴り、私は自分の席に着いた。
チャイムが鳴り終えた頃に教室のドアが開き花音のクラスの担任でもあり、花音の推しくんでもある瑠璃川大貴先生が入ってきた。
「皆、席に着こうねー」
と優しくて聞いていると落ち着く声でクラスメイト達に声を掛けた。
「るり先ー!さっき、アリスがるり先の事語りまくってたよー」
とクラスメイトの男子が瑠璃川先生に向かって言った。
皆は瑠璃川大貴先生の事は『るり先』、私の事は『アリス』と呼んでいた。
「アリス、そうなの?」と瑠璃川先生が呟いた。
瑠璃川先生からも私の事は『アリス』と呼ばれており、「不思議の国のアリスみたいで可愛いじゃん」との事らしい。
正直、可愛いとか意味分かんないけど、「可愛い」って言ってくれた時は嬉しかった。
「確かに、語っていましたけど!!!」
私は顔面が真っ赤になりつつも言った。
「そっか、ありがとね^^」
瑠璃川先生は今日もゆるふわスマイルを連発していて、私の心臓は持ちそうにもなかったのだった。