今日も一緒に帰ろう
3
月曜日。気持ちを切り替えられた私は、気分の上がるままに仕事に取りかかった。
「せーんぱいっ。すごい張り切ってますね」
お昼頃、鵜飼くんが私のデスクにきた。
私はタイピングしていた手を止める。
「張り切ってるって言うか、なんか今日はできそうな感じがする!」
私がそう言うと、鵜飼くんがにこっと笑った。
「でも先輩、それほんとですか?」
「え……っ」
嘘じゃないよ、ほんとだよ。
そう言おうとするけど、口がうまく動かない。
あれ、どうしちゃったんだろう……。
横を見ると、さっきまであった鵜飼くんの笑顔が少しだけ消えていた。
「先輩、なんかあったら、俺にいってくださいね」
「え……っと」
口を半開きにしていると、鵜飼くんは私のもとを離れた。
時計を見ると、昼休み中だった。
私は大丈夫なはずだよね?
自分のことなのに何もに分かってないような気がするのは、気のせい……かな。
私のモヤモヤした気持ちとは裏腹に、外は輝くほどの大空が広がっていた。
「せーんぱいっ。すごい張り切ってますね」
お昼頃、鵜飼くんが私のデスクにきた。
私はタイピングしていた手を止める。
「張り切ってるって言うか、なんか今日はできそうな感じがする!」
私がそう言うと、鵜飼くんがにこっと笑った。
「でも先輩、それほんとですか?」
「え……っ」
嘘じゃないよ、ほんとだよ。
そう言おうとするけど、口がうまく動かない。
あれ、どうしちゃったんだろう……。
横を見ると、さっきまであった鵜飼くんの笑顔が少しだけ消えていた。
「先輩、なんかあったら、俺にいってくださいね」
「え……っと」
口を半開きにしていると、鵜飼くんは私のもとを離れた。
時計を見ると、昼休み中だった。
私は大丈夫なはずだよね?
自分のことなのに何もに分かってないような気がするのは、気のせい……かな。
私のモヤモヤした気持ちとは裏腹に、外は輝くほどの大空が広がっていた。