付き合ってるんだ私たち
3時まで営業のラーメン屋に行った。

「美味しい。」
「飲んだ後に、このラーメンは最高だよ。」

「ところで、この間は、なんであんなに飲んでたの?」
「彼氏に振られたんです。5年弱付き合ったのに、彼は、『雫は強いから大丈夫』だって。他の女のほうが心配みたいでした。」
「そうなんだ。強い人なんていないのにね。」
「はい。」

ラーメン食べて、自宅アパートに送ってもらった。
「じゃあ、また、土曜日。」
「はい。おやすみなさい。」
響さんは帰って行った。
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