8つの怖い話
話の話題のほとんどは格闘ゲームに関することだけれど、恭平と会話をしていると飽きることがなかった。
「よぉ、1人でなにしてんだよ。格闘ゲームなら相手するぞ」
恭平は人懐っこい笑顔を浮かべている。
目尻にシワがよっていて、年齢よりも可愛く見える。
「恭平こそなにしてんだよ。まだ学校だろ?」
小学校に通う実はすでに授業が終わっているけれど、恭平は高校生だ。
同じ時間に授業が終わるとは思えなかった。
「俺は特別。もう進学先も決まってるから」
恭平はこともなげにそう言うが、実際はどうなのかわからない。
だけど実はこの気さくに話しかけてくれる恭平のことが好きだった。
もちろん、高校生とゲーセンで遊んでいるなんてこと、絶対に両親に言えることじゃない。
小学生と遊んでいる高校生なんてまともじゃないと、決めつけられるに決まっている。
バレたらゲーセン禁止、いや、下手をすれば外出禁止をくらってしまう。
「よぉ、1人でなにしてんだよ。格闘ゲームなら相手するぞ」
恭平は人懐っこい笑顔を浮かべている。
目尻にシワがよっていて、年齢よりも可愛く見える。
「恭平こそなにしてんだよ。まだ学校だろ?」
小学校に通う実はすでに授業が終わっているけれど、恭平は高校生だ。
同じ時間に授業が終わるとは思えなかった。
「俺は特別。もう進学先も決まってるから」
恭平はこともなげにそう言うが、実際はどうなのかわからない。
だけど実はこの気さくに話しかけてくれる恭平のことが好きだった。
もちろん、高校生とゲーセンで遊んでいるなんてこと、絶対に両親に言えることじゃない。
小学生と遊んでいる高校生なんてまともじゃないと、決めつけられるに決まっている。
バレたらゲーセン禁止、いや、下手をすれば外出禁止をくらってしまう。