8つの怖い話
「いえ、それは大丈夫です」


怖い話も好きだけれど、真紀は沢山の物語を読みたかった。


怖い話を読んだ後は恋愛小説を読んで、その後はファンタジーを読んで。


そんな風に全然違うものを読むことで飽きずに読書を続けることができるから。


真紀は江藤さんの横をすり抜けて、貸し出しカウンターへと向かったのだった。
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