8つの怖い話
実の口の悪さをカッコイイと思っている自分もいる。
「俺は怖い話なんて興味ねぇんだよ!」
鏡に向かってそう言ってみるけれど、迫力もないし全然似合っていない。
自分のことを『俺』と呼ぶことに浩自身強い違和感があった。
「似合わないよなぁ……」
はぁとまたため息を吐き出して思い出した。
こんなことをいている場合じゃない。
早く怖い話を集めないと明日が自分の番なのだ。
しかも明日は月曜日。
話の練習をする時間はほとんどない。
「でもなぁ、怖い話なんて誰に聞けばいいんだろう」
思い当たるのは真紀だ。
真紀は本が大好きで怖い話も沢山知っている。
でも、仲間である真紀から話を聞くのは気が引ける。
「俺は怖い話なんて興味ねぇんだよ!」
鏡に向かってそう言ってみるけれど、迫力もないし全然似合っていない。
自分のことを『俺』と呼ぶことに浩自身強い違和感があった。
「似合わないよなぁ……」
はぁとまたため息を吐き出して思い出した。
こんなことをいている場合じゃない。
早く怖い話を集めないと明日が自分の番なのだ。
しかも明日は月曜日。
話の練習をする時間はほとんどない。
「でもなぁ、怖い話なんて誰に聞けばいいんだろう」
思い当たるのは真紀だ。
真紀は本が大好きで怖い話も沢山知っている。
でも、仲間である真紀から話を聞くのは気が引ける。