8つの怖い話
「い、行くの?」
「あぁ。だって、みんなに披露するときに実際に見てきた後と、見ていないときいとじゃ全然違うだろう?」
「そ、そうかな?」
「そうだって!」
剛は直人の手を掴んで強引に歩き出す。
直人はそれについていくしかなくなってしまった。
だって、自分から怖い話がないかと相談しておいて、ここで逃げるなんてかっこ悪い。
それに、剛が言っていた通りこの目で見てから話を披露したほうが、みんな信じてくれそうだ。
剛がきつく手を握ってくれているおかげで、駅に到着するまでには直人の鳥肌は収まっていた。
「ここだよ」
駅のお土産物売り場を抜けて更に奥へ入った先にロッカーが並ぶスペースがあった。
ここを利用しているのはほとんどが観光客たちなので、直人はあまり来たことのない場所だ。
「あぁ。だって、みんなに披露するときに実際に見てきた後と、見ていないときいとじゃ全然違うだろう?」
「そ、そうかな?」
「そうだって!」
剛は直人の手を掴んで強引に歩き出す。
直人はそれについていくしかなくなってしまった。
だって、自分から怖い話がないかと相談しておいて、ここで逃げるなんてかっこ悪い。
それに、剛が言っていた通りこの目で見てから話を披露したほうが、みんな信じてくれそうだ。
剛がきつく手を握ってくれているおかげで、駅に到着するまでには直人の鳥肌は収まっていた。
「ここだよ」
駅のお土産物売り場を抜けて更に奥へ入った先にロッカーが並ぶスペースがあった。
ここを利用しているのはほとんどが観光客たちなので、直人はあまり来たことのない場所だ。